鹿島神社

鹿島神社
住所相模原市南区上鶴間本町3-7-11
電話042-746-8975
御祭神武甕槌神(たけみかづちのかみ)
祭事1月1日 元旦祭
2月3日 節分祭
9月1日 風神祭
☆9月5日 大 祭
11月23日 秋祭り

由緒

創建年月は詳らかでないが、隣村との長い間の秣場争いの和解がなり、その件に関する慶安3年(1650)8月の寺社奉行、町奉行、勘定奉行の置名裁下の図の、谷口村下森の地に、「かしまみや」と記してあるのが当時の鹿島神社であり、現在の元鹿島大明神石宮の所在地である。このあたりを下森の下屋敷と称し、石器土器の出土することがあるので、この地の住民が創建した氏神であろう。
記録によれば正徳元年(1711)に社殿の再建があり、享和元年(1801)8月、下森の地より元鎮座地に遷宮した。おそらく旧跡は『渋谷越後守義重系図』記載の文禄甲午年(1594)氏神鹿島大明神勧請のゆかりの地であろう。文政2年(1819)10月には欅材で建造した現在の御社殿が完成し、天保13年(1842)8月には現在の欅材造り、春日鳥居を再建した。大正9年4月には宝物殿を新築し、大正12年9月の関東大震災により草葺屋根社殿が大破したが、昭和2年に社殿が復旧された。後、氏子の希望により昭和8年3月に亜鉛板葺屋根より銅板葺屋根に改められた。同年4月村社に列し、その年、神饌幣帛料供進神社となる。昭和50年12月に社殿の内部を整備し現在に至る。