令和7年夏越大祓式執行
昨年小雨の中での夏越大祓であったことを考えると、今年は対照的に眩しいくらいの晴天に恵まれての祭典となりました。
その分ご参列の方々は暑さに耐えてという形になりました。長時間の御立会、誠にご苦労様でございました。
例年通り、お祓い後の印として人形・車型をお納めされました皆様に茅の輪守をお送り致します。
この茅(チカヤ)という植物は古来より魔除けや生薬として使われてきた歴史がありますが、神道ではその昔に素戔嗚尊(当社御祭神)が蘇民将来という人に疫病除けの御守として授けた、という神話で有名です。疫災消除の守護符としてご家庭の玄関等にお祀りください。
年々暑さが増し、疫病を怖れた昔と違った意味で「夏越」の言葉が重くなっています。皆様方におかれましては神様の御加護をいただき、これからの厳しい夏を健やかに平穏にお過ごしになられます事、心よりご祈念申し上げております。














