榧(かや)の実

この時期、御社殿西側のスロープに少し青臭いような臭いを漂わせながら緑色の実が沢山落ちています。

これは榧(かや)という植物の実で、食用とされています。

榧(かや)の実は種子が緑色の果肉で覆われており、種子の殻を割ると食べられる部分となるようですが、あく抜きや乾燥など手間がかかるので今ではあまり食べられていないそうです。

昔はこの種子から油を搾って使っていたようで、ビタミンEやリノール酸、オレイン酸など栄養素がたっぷり含まれていて今でも漢方薬としても利用されているようです。