今日は雨がちな天気の事もあり、境内の人通りは随分と控えめでした。もう時期をずらしての初詣、というのも一段落したのかもしれません。
ただこうした中でも次の祭事の準備というものがあります。社務所では週明けに使用する出張祭典(地鎮祭など)のために沢山の玉串を奉製しました。
写真のように榊の枝に紙垂をつけたものが神事で用いる「玉串」です
玉串は祭典の際「真心をお供えする」という意味で参列した方々にお供えしていただくためのものです。それ故ある程度の数が必要で、かつ長持ちしないので頻繁に採り直しています。
当神社で使用する玉串は全て境内の榊で賄っています。毎回これほど採ると枝がなくなってしまうのでは、と心配になることもありますが、何とかなっているのは境内に榊を増やしてくれた先達のお陰ですね。
二ノ午、大安、祝日などでしばらく玉串を多く使う日が続きます。きちんと準備して祭事に臨みたいと思います。