本日10時より、境内忠魂碑前を斎場として『座間市遺族会戦没者慰霊祭』が斎行されました。

天気予報では当初丸一日雨印で実際に早朝の内は霧雨が降っていたのですが、幸いにも神事前に雨も風も止み、清冷な空気の中祭典を執り行うことが出来ました。

忠魂碑前に設えた祭壇

遺族会会員並びに来賓の皆様ご参列のもと祭典が行われました

例年通り慰霊祭の後には同所にて市主催の追悼式が執り行われ、行事が無事終了致しました。

英霊の御霊が安らかでありますことと、世界平和が実現されますことをお祈り申し上げております。

 

…実は慰霊祭がこの形式で行われるのは今回が最後で、来年以降は追悼式のみが行われるそうです。

規模縮小の理由の一つには遺族会の高齢化もあるとの事でした。

今まで神事をさせていただいてきた身としては寂しい気持ちもありますが、“遺族会に新たに加わる方がいない”という事は“日本が長く戦争を行っていない”という事の裏返しでもありますから、受け入れるべき流れであるだろうとも思います。

ただ形式は未定ながら、年に一度の祭典は神職で続けていく予定でおりますので、宜しくお願い致します。