恒例祭典の新嘗祭を終え少し一息…というところですが、週末にはまた地鎮祭などの出張祭典のお約束があり、社務所ではお祓いをするための「大麻(おおぬさ)」、お供えするための「玉串(たまぐし)」の奉製を行いました。

毎回の事とはいえ、改めて見るとなかなかの量の榊です。

採った榊の内、大麻に使う大枝

時折、参列者の方が庭に榊を持っている方だったりすると“立派な榊ですね”と褒めていただける事があります。

境内には榊が大小合わせて40本以上あり、お陰様で神社で使用する榊は全て境内のもので賄えています。聞くところによると先代の頃に挿し木で増やしたのだとか。

一本の榊から一度に多くの枝を採ってしまうと木を弱らせてしまいそうですので、少しづつ順番に採ることにしています。

事情があって境内に榊がなければ購入して用意する事になるのでしょうか。自身で用意できることに感謝しつつ、今回も使わせていただきたいと思います。