南天と言えば濃緑の葉に寒い季節の赤い果実、赤飯の飾りにのど飴の名前に…というのが一般的なイメージでしょうか。

当神社の境内にもあちらこちらに南天が植わっているのですが、暑くなってきたこの時期、冬には実がなっていた南天の頂上に白い花が咲き始めているのを見つけました。

実よりもさらに小さい花で、つぼみはまるで白米のようです。写真を撮っているとどこからかミツバチが蜜を採りに来ていました。

陽射しが明るいので存在感は控えめ

やはり香りで分かるのでしょうか、開き始めたばかりの花にミツバチが

先日書いたモミジの花実もそうですが、秋冬が見頃と思っていると他の季節は見過ごしてしまいがちになります。

ですがどの植物にも四季があります。ご参拝の皆様も木々のその季節ならではの姿を探してみてはいかがでしょうか。