3月に入り、1月2月の厳しい寒さが少し和らぎ、晴天となった今日は暖かくも感じました。
暖かくなるにつれて山茱萸(さんしゅゆ)、椿が境内のあちらこちらで咲いています。
中国名の山茱萸の茱萸(しゅゆ)はグミのことで秋には赤く熟したグミのような実がなることから名付けられたそうです。
山茱萸
椿はが大きく見栄えのする一方で昔は花がそのまま落ちる事から武士の時代では首から頭が落ちる切腹を思わせる事ということで不吉な花として切り花では使用しないと言われていた時期もありました。
椿
今では伊豆大島では椿まつりが開催されており、椿の種から油を摂った椿油が高級品として扱われています。
この頃の暖かさで花が次々と開花していく半面、朝と日中の気温差やスギ花粉の花粉症などで体調を崩されている方も多いのも事実です。
薬などで対処できる部分は早目に対応して少しでも健やかにお過ごしいただければと思います。