本日午後1時30分より例大祭反省会及び風神祭についての氏子会総代、評議員会が当社参集殿にて開催されました。
例大祭は一部縮小したものの例年通りの流れのもとに斎行する事が出来、氏子会並び各種団体及び近隣の皆様方のご理解とご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。
本年は神輿をトラックや台車に載せて氏子区域内を巡幸しました。又当初は予定していた各地区1か所で担ぐ事は感染症拡大を考慮し中止と致しました。
当社の祭礼は昔、天王祭とも言われ、京都の八坂神社で斎行される祇園祭と同様に疫病や厄災を祓う神事として行われていた経緯があります。
一昨年、昨年は緊急事態宣言の発令など社会生活に制限がかけられ、あわせて各社寺でも神輿渡御などの神事は自粛し祭典のみ斎行する形をとりました。
2年間の内に氏子会でも役員の交代や神輿を担ぐ神輿保存会入谷睦の会員、各地区の囃子保存会など祭典行事の流れや各団体の日頃の鍛錬などが行われず、例大祭を感染症前の状態に戻す事の大変さを感じていました。
今年6月初めの氏子会会議では感染症が減少傾向であることとワクチン接種が進んでいる事を考慮し、一部縮小するものの以前の形に近い状態の例大祭を斎行することに致しました。
又、8月27日土曜日には風神祭を斎行する予定です。祭典は午後4時から余興午後5時から8時迄は例大祭同様感染対策を行いながらさせて頂く事となりました。
風神祭はかざまつりとも言われ、8月から9月にかけてやってくる台風などの災害から氏子や作物を守るためのお祭りです。
今、普通の生活を取り戻しながらも感染症の拡大を抑える難しさをひしひしと感じております。
今回の会議で上がった反省点などを踏まえて今後の祭典斎行に生かしていきたいと考えております。