この度神社へ鉢植えの菊花が届き、早速本殿前に並べました。

やはり秋の花の代表と言えば菊花でしょう。菊は放射状に花弁を広げる事から「日精」とも呼ばれ、縁起の良いものとして古来より文様や絵画工芸の題材として用いられてきました。

昔は“事前に両家が口裏を合わせて「菊花展を観に行く」という口実で偶然を装い男女がお見合いをする”という事もあったようですから、描かれた菊花だけではなく育てた菊花を観賞することも秋の風物詩だったと考えられます。

伝統的な文様の1つ、菊菱文

千重菊文

当神社でもこの季節になると神社で用意したりご奉納であったりと様々ですが、本殿や参集殿の前に菊花を並べています。

ここ数年は洋菊が主ですが一緒に写真に写るにはちょうど良い大きさなのではないでしょうか?七五三詣、初宮詣などご家族でいらっしゃった際はぜひ記念撮影にご利用ください。