本日は少々肌寒い一日となっております。然しながら境内の梅は満開となっております。

話は変わりますが、暦などを見ると「一粒万倍日」や「天赦日」、「三隣亡」など選日や雑節が記されております。当社の鈴鹿暦にも選日、雑節が記されております。気になった方もいらしゃると思いますので、その意味を一部ブログに書いておきます。

「社日(しゃにち)」

春分の日、秋分の日に最も近い戊の日を言います。春は五穀の種を神前に供えて豊作を祈り、秋は収穫を土の神に感謝する祭。

「三伏日(さんぷくび)」

夏至後第三の庚の日を初伏・第四の庚の日を中伏・立秋後初めての庚の日を末伏といい、種まき、結婚、その他和合の事に用いない方がよいとされている日。

「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび」

一粒の種を蒔くと万倍にも実を結ぶ意味から、開店、種蒔き、投資は吉とされ、逆に人から物を借りたり借金は凶とされる。

「天赦日(てんしゃび)」

何事にも大吉とされている。干支の相性がよく災いを除き、天の恩恵に浴し、何の障りも起こらない日とされ、結婚、開店、新規事業の開始、発明、発表に最良の日。

「三隣亡(さんりんぼう)」

古くは三輪宝とも書かれ、十二支が凶変するところから、普請、棟上げ、土おこし、修繕などすると後日火災を起こし、そのため三隣(近所)が焼け滅ぶとされている大凶日。

「不成就日(ふじょうじゅび)」

一切の事が成立しないで悪い結果だけを招くという凶日で昔から何事をするにも避けなければならない日としている。