本日午前11時より祈年祭を斎行致しました。
祈年の読み方をきねんと読んだりとしごいと読んだり致します。昔はとしごいと読む方が一般的でしたが今はどちらかというときねんと読む方が多いかもしれません。
この一年の五穀豊穣や産業の発展を祈念するお祭りです。
今年の祈年祭も昨年と同様に新型コロナウイルス感染症拡大の影響で氏子会の正副会長と総代のみの参列となりました。
祈年祭は例大祭と新嘗祭をあわせて三大祭と言われていて神社のお祭りの中でも最も重要なお祭りのひとつです。
巫女舞の奉奏もあり祭典は厳かに行われました。
例年ですとこの後節分祭の反省会を行うのですが、節分祭も豆撒き神事は中止となりましたの今年も行われませんでした。
今年に入ってから低温が続き、東北や北陸といった地域では例年より多い積雪となり野菜などの生育に影響が出ているとの事。
又産業界では新型コロナウイルスの感染拡大により物流が滞ったり産業の振興に著しい影響を与えていると言われており、今年の祈年祭の重要性がいつもより問われていると言えそうです。
参列者には制限がありますが、祈年祭に込める思いはいつも以上のものになったと思います。