今日は3月24日大安の木曜日、そして彼岸明けの日です。
『彼岸』とは春分・秋分の日を中心としたそれぞれ一週間の事で、つまり年二回あります。悟りを開いた、煩悩から脱した世界の事を川の向こう側に例えて『彼岸』と呼ぶもので、仏教寺院では彼岸会という行事が行われる時期です。
ただ春分と秋分を特別な日とする意識は仏教伝来以前からあったようで、宮中では春分に『春季皇霊祭』秋分に『秋季皇霊祭』が行われています。今も春分の日と秋分の日が共に祝日なのは、かつては春季皇霊祭の日・秋季皇霊祭の日として国民の祭日だった名残です。
普段であればお彼岸は春の穏やかなひとときを楽しむ時期ともいえるのですが、今年はやはりそういった雰囲気ではありませんでした。
ですがまん延防止等重点措置も解除され、市内でも三回目のワクチンの接種が進んでいるようです。この春を境に、段々と良くなっていくといいのですが…