今日5月16日より、暦では『竹笋生』という期間に入ります。
字の通り筍があたまを出し始める。その様な意味がございます。
遅いようにも感じますが、筍にも種類があり主に
①孟宗竹(もうそうだけ)中国原産のもの
②真竹(まだけ)国産
孟宗竹は3月中旬頃、真竹は5月頃に旬を迎えます。この事から、竹笋生は真竹の事だと言えます。
筍の旬は短く10日程といわれております。一月を上旬・中旬・下旬と10日間に分けているのも、この筍の旬から来ているそうです。
また雨後の竹の子と言われるように、竹の成長は早く、お子様の成長を祈願する初宮詣や七五三詣の祝詞でも「若竹の如くすくすくと」等といった表現もします。
竹には60程の節があると言われ、それは筍の時から変わらず。
それぞれの節に成長点があり、それらが同時に成長する為、あの早さでの成長が出来るみたいです。
筍の旬は過ぎ去りつつありますが、その時期の旬の物を食し体に取り入れてみては如何でしょうか?