今日も朝からとても強い日差しが降り注いでいて、日中の気温も35度を超える猛暑日となりそうです。
夏越大祓の準備を徐々に行っていますが、今日は当社の氏子青年会員により茅の輪の奉製が行われました。
午前7時半頃神社に集合した氏子青年会の会員は約25名ほどで中には会員のお子さんも奉仕に参加してくれました。
先ずは、茅を取りに行く班と境内で木製の木枠を設置する班とに分かれて作業を開始しました。
昨年までは園芸業者にお願いして奉製していましたが、伝統文化を後世に伝える事を一番に当社の氏子青年会の方々がその担い手となって今年から奉製していただける事になりました。
事前に茅を採取する場所を下見し、量や長さなどを確認の後、当日の奉仕となりました。
当日は風が強く吹き茅を採取するのみ一苦労となり、木枠設置班が作業を終えた後に茅を採取する班に合流して奉製に見合うだけの量を取り終えました。
採取した茅は手首ほどの太さで束ね、神社にお帰ってからは茅の輪用の鉄枠に茅を巻き付けてゆく作業に取り掛かりました。
今日は日差しも強く湿度もあったため熱中症の危険も考慮しながら神社に帰ってからはなるべく日陰を利用しての奉製となりました。
昨年に奉製された茅の輪をもとに作成した手引書をもとにひとつひとつ確認するように会員の方々が奉製し、昨年より幾分太い立派な茅の輪が出来上がりました。
お昼頃には参道に設置された木枠に付けられて今年の茅の輪が完成し、昼食後には余った茅で茅の輪に付ける注連縄も奉製して下さいました。
午後2時過ぎ頃作業を終了し散会となりました。本日はご奉仕有難うございました。