今日を含め12月中の土曜日曜には数回に分けて正月奉仕者研修会が行われます。

お正月は一年の内で最も多くご参拝・ご祈願の方がいらっしゃる時期ですので、毎年数十名募集をし臨時職員としてご奉仕いただいています。とはいえ神社は専門用語の多い場所ですし、アルバイトの経験があっても心得を異にするところもありますので、事前の研修会が必要になるわけです。

昨年の研修会の様子

神社ならではの事で分かりやすい事といえば言葉選びに関することでしょうか。

例えば授与所では御札や御守を「売り買い」しているように見えるかもしれませんが、実際には御初穂料(お供え物としてのお金)をお預かりした印として御札御守をお渡ししているので、神社の人間は「売る」と言ってはならず“初穂料を「納めて」いただき御札御守を「お頒け」する”と言わなければなりません。

色々面倒に思われることもあるかもしれませんが、神社にいらっしゃるご参拝の方だけではなく、一緒にご奉仕する皆様にも神社に興味を持っていただけたらと思っております。