今日も昨日と同じような天気で湿度が高く、少し動いただけで汗をかいてしまう感じです。

境内には多くの真榊が植栽されていて祭事に用いる大麻や玉串はここから採取します。

4月から5月にかけて新芽や若葉出る頃は祭事に用いるには枝が柔らかく若葉も陽射しに弱い為大変苦労します。

又、5月末から6月にかけては榊についた花が咲き始めるので玉串などではこれを取り除かなくてはならず手間がかかるのですが、花自体はスズランのように可憐で慎ましく白くてとても良い香りがします。

今年は初めて一輪咲いていました。

香りが強いのでこれから次々と咲き始めると鳥居周辺から直ぐに分かる程薫ってきます。

気温が高くて湿気が多いと尚更香りが強く感じるかと思います。 

梅雨に入ると気持ちが鬱々とすることもあるかと思いますが、その様な気分を榊の花の香りが少し和らげてくれそうです。