昨日お知らせした通り、本日午前8時15分に平和を祈念して鐘をつきました。

昭和20年8月6日午前8時15分、広島に人類史上初となる原子爆弾が投下されました。

本日午前8時15分に境内にある鐘撞堂にて平和を祈念して鐘を撞きました。

原子力爆弾が初めて投下された広島においては投下された爆心地より建物はもとより多くの死傷者を出し、原子力の恐ろしさを世に知らしめたものとも言えます。

今年の5月にはG7(主要国首脳会議)やG20(金融・世界経済に関する首脳会合)などが広島で開催され、各国の首脳が被ばく者の体験に耳を傾けたり原爆資料館を見学してその恐ろしさや悲惨さを痛感してしていただけたと思っております。

参加された国々をはじめそういった方々から原子力を始めとした強力破壊兵器の削減や世界各地で起きている戦争や紛争が多くの市民を犠牲とするものにならないよういろいろな国から声が上がる事に繋がればと思っています。

日本では戦争を知らない戦後世代の人が大多数となり今の日本の状況が普通と考えている方からすれば平和という言葉にはピンと来ないかもしれませんが、ウクライナを始めとしてはアフリカやアジアなどではまだまだ紛争が絶え間なく起こっています。

日本では太平洋戦争で多くの犠牲者または戦死者を出し各主要な都市は焦土と化し多大なる犠牲を払いました。そのから今の日本へと復興するのには国威や国民の弛まぬ努力によって行われ今の暮らしがあるのだという事を今少し考える時間にしていただけたらと思っております。