竹の衣落ち
今日は強弱あるものの一日雨。人肌には少し冷たく感じますが、境内の木々は水と陽射しを受けてどんどん枝葉を伸ばしています。
社務所前の松竹梅を見ると、今年の新竹が大いに伸びて竹皮が剥がれていくところでした。

竹皮は抗菌性・脱臭性があり、かつ表面が特殊な蝋質で撥水性がありながら、皮の気孔のおかげで吸湿性・通気性もあるという食物を包むのに最適な素材です。おにぎりや中華ちまきの包装として見たことがある方もいるのではないでしょうか。
例年剥がれた竹皮は処分するだけのものでしたが、水に浸けて反りをとり洗って乾かすだけで使えるよう。この時期の神饌のお供えなどに使ってみるのも良いかもしれません。