カラタネオガタマの開花
参道の中ほど、神輿殿の前を通ると果物のような甘い香りがします。
毎年の初夏の風物詩、カラタネオガタマの開花です。

カラタネオガタマは中国原産の常緑小高木~常緑低木で、日本原産の常緑高木であるオガタマノキの近縁種です。
「オガタマ」の名は神道思想の「招霊(オギタマ)」が由来とされており、オガタマノキは御神木とされたり神事に用いる神社もあると言われていますが、こちらのカラタネオガタマは低木であるためか植栽・生垣として身近に植えられることも多いとの事です。
香りで季節を感じられるというのも趣深いものではありますが、カラタネオガタマの花は時期が短く数日で散ってしまいます。近くご参拝の方は是非お花を探してみて下さい。