境内の鐘楼

桜が咲き、普段より神社にいらっしゃる方も多くなったように思われます。日中社務所に居りますと、ご参拝の方が境内の鐘を撞く音が時折聞こえてきます。

一般的に鐘楼はお寺にあるもので、神社の境内にあるのは珍しいことかと思います。

鐘楼については神社の由緒書に以下のように記されています。

『当神社には、元禄三年に作られた鐘楼があった。この鐘は当時の氏子と二十七ケ村の名主が奉納したものである。昭和十八年五月二十五日軍命により供出する事になった…(中略)

…鐘銘は当時の星谷寺僧侶が草案したものと思われる。相模風土記に“鈴鹿明神例祭に当り、天王の神輿を仮屋に遷し、入谷星谷寺の僧来りて、法楽せり”とある。坂東八番の観音、星谷寺は天平年間に僧行基の創立とある処から、鈴鹿明神とは当時からつながりがあったものと思われる。』

現在の鐘は戦後改めて奉納されたものですが、神社の行事で鐘楼を使うことはなく、ご参拝の方が自由に鐘を撞けるようになっています。

ただ近隣にお住まいの方のご迷惑にならないよう、夜間・早朝の鐘撞きや、昼間でも鐘を乱打するようなことはご遠慮いただけますようお願い致します。