カヤの実
毎年この時期になると、本殿に向かって左側に青々とした清涼感のある香りが漂います。
「榧(カヤ)」という樹木の実で、外側は梅の実のような緑色、内側にはアーモンドと似たような茶色の種子が入っています。

実は食用・薬用になりまた油も搾れるといい、また木材は堅く建材や碁盤・将棋盤に用いられるそうです。
様々な利用法がある一方、実はアク抜きなど手間を掛けなければ口にはできず、木材としても成長が遅く高級材となってしまう事から、あまり身近な樹木とはならなかったようですね。
ただしこのカヤはイチイ科の樹木で、イチイは神職の使う「笏(しゃく)」の材として一番のものだと言われていますので、神社には縁ある樹木であるとも言えます。
食用になるものではありますが、そのまま手で触れるとアクなどで肌に刺激があるかもしれません。見つけた際は拾わないことをお勧め致します。


